栽培棚
カテゴリ: 技術・システム

栽培棚(cultivation shelf)とは、植物工場内で作物を栽培するための多段式の棚のことです。土地面積あたりの生産性を高めるために、天井の高さまで(高いところでは10m以上)積み上げられます。「ラック」や「ベッド」とも呼ばれます。
構造と工夫
一般的な栽培棚は、骨組み(スチール製など)、光源(LED)、養液循環用の配管、栽培パネルを置くトレイで構成されています。
- 固定式:棚が床に固定されているタイプ。通路スペースが必要です。
- 移動式:棚自体が左右に動くタイプ。作業時だけ通路を開けるため、空間効率が劇的に向上します。
- 自動倉庫型:巨大な棚全体が自動倉庫システムのように機能し、クレーンがパネルを出し入れする最先端タイプ。人が高所に行く必要がありません。
気流への配慮
棚の段数が増えるほど、上下段の温度差や、風通しの悪さが問題になります。最新の棚設計では、各段に均一に空調風が行き渡るようなダクト構造や、ファン配置が計算されています。
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